2014年6月28日(土曜日)

集団的自衛権行使容認に対する自民党内の批判

カテゴリー: - katsumi @ 10時56分39秒

集団的自衛権行使を容認する閣議決定にむかって突っ走っている安倍自公政権ですが、おひざ元の自民党総務会のなかから、拙速決定を批判する異論がでています。

今日のネットでは、村上元行革大臣が閣議決定の前提となる総務会で反対の可能性を示唆したことが伝えられています。

すでに総務会メンバーでは野田聖子総務会長が雑誌世界6月号誌上で慎重意見を述べていますが、それより前の4月16日付で次のような意見を表明しています。

たしかに自民党は政権公約として、集団的自衛権の行使容認をうたっています。しかし、これは自民党が野党だった時の話。自民党が支持層を固めるために、より右に、保守的になって差別化を図っていたときのことです。私はこのとき、妊娠出産の時期だったため、それらの議論には直接参加していませんでした。

私は行使そのものついては否定しません。必要な局面もあるでしょう。

しかし、今の議論については疑問に思うところもあります。

たとえば、集団的自衛権の行使について、必要性については非常に多く説かれています。一方で、変えることのリスクについては説明されているでしょうか。それをもっと考えてほしいと思うのです。

日本は第二次世界大戦後に憲法が制定されてから今までずっと、行使を認めないで来ました。なぜ今まで変えなかったのか。それを考えることが重要なのではないでしょうか。国際社会の一員として、それが必要だったからではないでしょうか。自衛隊は人を殺していないし、殺されていません。それが変わるわけです。すべての自衛権の行使を認めることによるリスクも合わせて説明してほしいのです。

原発だって、ずっと便利で安全だと言われていました。しかし震災で、そうではないことがわかりました。物事には両面あるのだということを原発の事故は教えてくれたのではないでしょうか。

そのためには、集団的自衛権の行使についてはもっともっと党内で議論をしたいと思います。

人間の考え出すことはパーフェクトではありません。今、私の率いる総務会でいろいろな法案の審査をします。小泉時代の改革について、見直す法案もあります。それを見るたびに、完璧なものはないとつくづく思うのです。

利点とリスクはみんなで背負ったほうがいい。そのためにも、議論を尽くすべきだと思います。


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